筒井筒〜

つりかわ【吊革・釣革】 月光の市電軋みて釣革に両掌纏かれしわれの磔刑 塚本邦雄 磔になるのが嫌で終電前の一本を見送った。その間ホームで読んだのは、山村修『花のほかには松ばかり』(檜書店)。謡曲ガイドの本。これ、面白い。「井筒」の話をパラパラと…

院生と間違われた

大学のシンポジウムに参加。途中中抜けして青山まで脱走し、昼ごはん(通りすがりで入った割にはよいカフェ。奈良美智な店)を食べ、読まなければならない小説をざっと半分ほど読み(これがあきれるほどつまらん)、また参加。なかなか興味深くて得るものも…

底冷えや今日も離婚の話題です

「めざにゅ〜」観てたら「今日も離婚の話題です」ってアナウンサーが。日刊スポーツ、坂本龍一・矢野顕子離婚。「めざましテレビ」を今日もまた。軽部真一、痩せた。病気なのかな。男おばさんにもつらいことがあるのかな。 堀江の実質的な裁判が終わったそう…

広瀬香美(40)

あれ大沢たかおと広瀬香美って結婚してたんだ。サンスポが今朝一面で離婚を報じてる。そうですか。というか、広瀬香美が40歳であることにニュース価値があった。よく分からないけど火曜日の「めざましテレビ」を見る率が高い。さっきも「ほんと火曜」とい…

中央大学吹奏楽部

昨日朝早かったので水道橋の喫茶店でスポニチを読んだらリア・ディゾンがセクシーサンタになってた。朝から興奮。同じ紙面にミス慶応の話題も。スポニチ以外は直接触れていなかったがスポニチは「最終選考に残った一人はAV出演疑惑が取り沙汰されて辞退」…

四捨五入すれば三十路の帰り道

「14歳の母」の生瀬勝久(元・槍魔栗三助)はとてもいい。そして山口沙弥加がいい。なんかこの人、修行したんだっけ? 以前本谷有希子の「遭難、」で昔「高校教師」でいびつな生徒の役やってた反町孝冶(だっけ)が格段に幅が広くなっていて、あら、と思っ…

高額納税者大塚範一の視線

帰ってきたら「めざましテレビ」である。「ほんと火曜」というスポーツ界の話題を伝えるコーナーでフィギュアの澤山璃奈が取り上げられていて、「実は東レのキャンペンガールもやっているんです〜!」とのこと。大塚愛みたいにかわいいの。VTR中、水着の…

雨の日は鬱鬱と

歯がしくしく痛み、北枕で寝て悪夢を見、寝相が悪くて腰をひねり、寝汗で風邪を引き、秋の夜長に本を読む気力だにない。現代ポスト、AERAと目を引く記事もなし。短歌研究新人賞の野口あやこさん(19)の記事を朝日かなんかで見た。顔がものすごく白く…

雑誌雑覧

今週の雑誌から。「週刊ポスト」は「韓流『全自動』セックスマシーン」という最新機器を新人記者氏が体験するゆるいワイドがうけた。「週刊現代」のモノクロ最終ページに加藤編集長の一言が載っているのだが、これで長谷川櫂に触れているから驚いた。なんだ…

殿中でござる

当日券狙いで国立劇場「元禄忠臣蔵 第一部」。思いのほか簡単に取れた。梅玉の浅野内匠頭。前も梅玉観たとき、こういう薄幸の王子みたいな感じだった。松王丸(菅原伝授手習鑑)か。吉良が一瞬しか出てこない。へー、と思う。歴史に残る名ゼリフ「殿中でござ…

バイオられる

先日の東京新聞夕刊で千野帽子が小杉天外の『魔風恋風』についてふれていた(「文藝ガーリッシュ2」)。「犯られる」と書いて「バイオられる」とルビがあることを紹介していた。バイオレンスのバイオ。そんな言葉出てきたことを忘れていたので笑った。『魔…

夢を与える

日曜日に府中市美術館へ駆け込む。気にしていた「浅井忠と関西美術院展」の最終日。見てよかったなあと思った作品は、黒田重太郎「閑庭惜春」、須田国太郎「村」。黒田作品はタキシードの父と着物の母娘(たしか)と犬が庭で並んでいるんだが、みんな視線が…

古本の季節

先日は早稲田へ行った。たくさんいい本を見つけたが、そのなかでも気になって買おうとしたが5000円するのでやめた本がある。村上護『阿佐ヶ谷界隈』(講談社)。横にあった同じシリーズの(文壇シリーズ?)近藤富枝『田端文士村』が500円だったので…

素粒子

二日前くらいの朝日新聞の夕刊のコラム、ではないな、小言というか独り言みたいな連載「素粒子」に小西甚一の『日本文藝史』について言及があった。しかし、朝日は安倍にたいして妄攻撃だなあ・・・

なんだこのZEROとかいう番組は

今日の出来事が見たいんだが。

福島

昨日組閣だった。松岡利勝だもんなー。うける。再チャレンジ相で、鈴木宗男を入れるくらいのウケ狙いをしてほしかったのに。美しい国造り内閣だと。国生み、がんばってくらさい。 うつくしまふくしま、こと福島県が大変。古典的な談合スキャンダルで佐藤栄佐…

俳句王国

起きたら「純情きらり」の一週間まとめをBSでやってた。また見ぬ間に結構進んでるなあ・・・。そのあと「俳句王国」が始まって、今見てる。いつもはご当地の素人が出て7〜8人で選句する番組なんだが、今日はスペシャルなのか俳人が揃ってる。子規記念館…

異化としての哀川翔

とかなんとかタイトルを打ってみたものの、考えがまとまっていないので保留。三池崇史「太陽の傷」。なんで、哀川翔を応援し、暴力にすっきりしてしまったのか考えなければならない。/貫井徳郎『空白の叫び』/日垣隆『そして殺人者は野に放たれる』土曜日…

怪奇美?

金曜日、イイノホールの東京落語会。トリは三笑亭可楽で「寝床」。となりの爺二人組が「先代の可楽の寝床聴きたかったねえ」と叶わぬ夢物語を語っている。8代目可楽っていうのはすごいすごいとよく聞くが、実は聴いたことがない。新聞の全面広告でたまに「…

コンドルズ

9月2日にコンドルズ公演に行った。あんなにメジャー感のある人気集団なのだとは思わなかった。あれでは人気小劇団と同じだ。女子のファンが多い。目当ての踊り手がいるのだろう。コンドルズを知ったのはいつだったか。たしか、たしか広告批評の21世紀の…

最後の参拝

小泉首相の最後の外国訪問はフィンランド。シベリウスの生家を訪ねてた。シベリウスの墓前(?)で手を合わせてもいた。総裁選スタートの日に日本にいないようにしたのは彼の美学なのかしら。 総裁選である。安倍晋三『美しい国へ』も読んだわけである。略し…

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060907-OHT1T00181.htm 鶴仁とかありえないのだろうか。日本をまーるくおさめてくれる願いを込めて。逆さだけど。

朝日を待ちわびて

慶祝の朝であった。皇位継承第三位、未来の帝王が御産まれあそばした。午前10時半ころ池袋東口、号外は読売新聞が一番早い。11時。渋谷ハチ公前では読売のほかスポニチ、東京、日経が号外を配っていた。のち11時半ごろ産経がハチ公前を避けてスクラン…

魚住りえの過失

録画し忘れる悪夢を見て、起き抜けにハードディスクの録画予約を入れたのが一週間前。日曜日に放送された「アタック25芸能人大会」はご案内の通り、児玉清と博多華丸の奇跡のコラボである。二人声を合わせて「アタックチャ〜ンス」とやり、興奮のあまり華…

五輪担当相

東京が2016年の五輪候補地に決まったわけである。2012年はロンドンか。もう遠い昔のようだ。決まったのが。石原「またしても不毛」(芥川賞選評)慎太郎が安倍晋三に「五輪担当の大臣は大物を置いていただきたい」と言ったそうな。1964年の東京…

澤田会長に質問「ライブドアについてどう思いますか」

テレ東に合わせたら石川五右衛門が鈴々舎馬風に話を聞いているので、どういう悪ふざけだと思ったら、村上龍がHISの澤田秀雄を呼び出してホリエモンのこととか事情聴取しているのだった。澤田氏が「ライブドアについてどう思いますか」と五右衛門に質問された…

ラブリーコンプレックス

「広末涼子浄化計画」が頓挫したそうだ。「浄」という字が薬事法に引っかかる恐れがある(ものすごい効果があるように思われがちだから)ということで、都が指導したとか。なんというか、広末涼子はもう浄化されないんだなーと思った。ラブ★コン、である。実…

水から油への飛越

「月刊池脇千鶴」は結構びっくりさせられる。池脇千鶴が昔のみずみずしさをどこかへ置いてきたのだろうか。油っぽささえ感じてしまう姿態である。古びた脱衣所みたいなところでおのづから乳をむんずとつかんでいたり、熟した感に驚きながらである。途中青空…

見逃し

「シムソンズ」って見逃していたのだが、今日六本木のABCで数名の少女の写真集(このざっくりした説明ではとても怪しい)で藤井美菜という女優を目にして見ようと思った。目がよいぞ。 近藤芳正主演の舞台「ハゲレット」がDVD化というから見逃したわた…

広末涼子浄化計画

こんなCMシリーズが始まっていた。 http://www.jyoka-keikaku.jp/index.html かなり高度な洒落だと思う。「いろいろなものをつい溜め込み込みがちな現代の大人たちの代表として、広末涼子さんが浄化計画をはじめます」 広末自身このCMをやるに当たって「…