念ずれば花開く

友人Kと千駄木を起点に遠足にでかける。
団子坂でお昼のカレーを食したあと、「フレッシュベーカリー」「ぢ・ちくのう」など愉快な看板を鑑賞し、「谷中不動産」に貼り出してあるなんだかおかしな物件紹介を鑑賞。千代紙屋を物色し、谷中へ抜けて昭和10年からやっている喫茶店へ。そこでクリームソーダ(正統派のクリームソーダをひさしぶりに食べた)を。そこから本郷は東大。潜入してみる。学食が昭和の匂いを残したテーブルなどがあるいい雰囲気。ビールも売ってる(午後3時から8時までの販売)。今度ここで飲もうかしら。白衣売り場や、やたらPC用品の充実した生協をのぞいて、安田講堂をおがむ。東大赤門近くにこっそりとある輸入文房具屋には、探していた鉛筆の芯が出てくるシャープペンシル(シャープペン型鉛筆というか)がある。感動に打ち震えながら購入。思えば今は亡き『自由時間』の文房具紹介のコーナーで見初めてからかれこれ10年以上。東京に出れば見つかるはず、と思ってから6年。ああ、こんなところでおまえさまに会うなんて。