2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

右折左折ほとんどなし、北海道

豚丼発祥の地にてひるめし。その「ぱんちょう」という店は行列ができていて若者ばかり。ごはんが急いで炊いたんだろうか、べちゃっとしていてがっかり。 北海道のまっすぐな道をただひたすら、運転する。ちょっとロードムービー気分。

一晩で『旅愁』読めるかしら

道内某所。ドイツとここにしかないという泉質の温泉。熱すぎずぬるすぎず、いい湯。 宿のバーにはなぜか横光利一の『旅愁』が上下2セットあったりする。「西村雅彦似」がお酒をつくってくださる。旅サラダ気分なのである。ところで夕食に「ラワン蕗ご飯」と…

風とともに去られる

「一條大蔵譚」は結局けっこう残酷な黒い笑いで終わるのであった。雀右衛門がずっしりたっぷり常磐御前やってました。 北海道へ。ターミナルの搭乗口で流れてる「暴れん坊将軍」見てたら、Tさんに似た女性がチケット片手に目の前を通り過ぎる。フレッシュネ…

シティボーイズ初日

さそうあきら「コドモのコドモ」、「マエストロ」など。 昼、代々木まで散歩し雑誌に出てた店でご飯。それほど。のち、新宿まで歩き買い物。 浜松町で一服(関川夏央『現代短歌 そのこころみ』)し、アートスフィアで待ち合わせてたKと。 シティボーイズ「メ…

第18回三島賞・山本賞 枠順発表

三島賞 中村文則「悪意の手記」(新潮2004年5月号) 本谷有希子「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(群像 04年12月号) 青木淳悟「クレーターのほとりで」(新潮 04年10月号) 鹿島田真希「六〇〇〇度の愛」(新潮 05年2月号) 三崎亜記「…

あやまりかた

ところで尼崎の脱線事故は朝、こんな大きなことになるとは思わなかった。 「助けてと言われたけれど何もできなかった」と泣きながら語る学生の言葉にひどくショックを受ける。昼過ぎから急遽。 人の仕事にしびれたのは初めてのことかもしれない。 この「急遽…

平井理央の生写真とか表紙にうたってるから、つい親指が

用事があって関西方面。昼飯も夜飯も新幹線の中。昼は東京で買った「鶏づくし弁当」。なかなかうまかった。帰りは新大阪で買った「じゅうじゅう弁当」とかなんか、注文しにくい肉の弁当。あんまり期待した割にはという感じ。「関西ぴあ」を車内で。坪内祐三…

ゆとり世代

ゆとり教育はやっぱりやめとこ、なんていってる矢先に、いやゆとり教育になってから日本の子供たちの頭が良くなってきてるよ、というデータが出てきたもんだからわけがわからない。 でもまだ「やっぱりゆとりでよかったじゃん」と判断するのは早い気もする。…

一日は意外と長い

朝も早くて夜も遅くて 千葉に行ったり横浜に行ったり 一日は意外と長い 首都圏は意外と広い

FITCH?

この前のホリエモンのTシャツに「FITCH」と書いてあった。 fitch 〔名〕ヨーロッパケナガイタチ;〔U〕その毛皮 イタチ! これは想定外。ところでテレ東の深夜番組で「中山道」という中山秀征がホスト役のあまり意味のない番組を見てしまった。(そう…

丹羽文雄逝去 100歳

ローマ法王がドイツのラツィンガー枢機卿ことベネディクト16世になったこの日、丹羽文雄が100歳で逝去。1904年だから明治36年生まれ。日露戦争の前ですか。朝日新聞夕刊1面では「1947年の『厭がらせの季節』は流行語にもなった」とある。や…

晴れていたのに洗濯し忘れた

岩田さゆりについて500文字程度で述べたいが、今日はやめておこう。 後輩さんのHさんとAさんに会う。陽気なイタリア人がいる店で会食。ワインを飲んだのが効いたのか帰りの電車の中で吊り革につかまりながらガクっと居眠りしてしまった。穂村弘『現実入…

グランドフィナーレ

終わってしまうのかと思うと寂しい気もするホリエモン劇場。最終回は亀ちゃん、ホリエモン、日枝御大、「運転手さん」(byナイナイ)村上社長の四人が揃い踏みするという夢の競演でグランドフィナーレ。どうせだったら宝塚みたいに大阪弁の白馬の騎士やら…

ディープインパクト阿藤快

錦糸町のWINSでディープインパクトの2着を願いながら馬券購入し、タクシーの運転手さんに「当たるといいね」と言われつつ千葉の某市駅前のダイエー家電売り場で皐月賞観戦。場所柄2着にシックスセンスが突っ込んできたとき悲鳴をあげることもできず忸…

中山グランドジャンプ

障害レースのGⅠ(JGⅠ)のファンファーレが好きだ。 それはともかくきちんと録画しておいたレースを鑑賞。競馬を録画しとくなんて久しぶりである。オーストラリアのカラジが直線でスコット騎手の水車ムチにこたえて優勝。豪州の騎手って水車ムチが好きだよ…

がんばれ、のび太

最近のニュースで言えばローマ法王の後継者争いと18日に始まるという法王の選挙「コンクラーベ」という言葉にひかれた。落語みたいだね「根くらべ」とかなんとか。 落語である。『タイガー&ドラゴン』が始まった。DVDに録画してあるのでまだ見てない。…

高群逸枝『娘巡礼記』

ちびちび読んで読了した。新聞に連載したことであっという間にカリスマ巡礼ガールになった高群逸枝は四国へ向かう道すがらや帰国後の九州でやたらにありがたがられたり、サインを求められたりする。熱心な追っかけがいたり、これは巡礼記に書かれていないが…

下北やら学芸大やら

曇りなれど街へ出る。昼は下北沢のオジヤンカフェというオジヤがおすすめのカフェーで豚生姜焼き定食(筑前煮定食もおいしそう)。花泥棒でベトナムコーヒー。その足で新宿ジュンク堂。小沼丹『風光る丘』、原武史・吉田裕『岩波 天皇・皇室辞典』を購入。夜…

睡魔との死闘

FMを聴いていたら、ザ・バンドアパートというバンドの歌がよかった。 それはともかく、夜、人と会っていたのにうつらうつら眠ってしまった。申し訳ないことで大変失礼なことで、まいってしまう。夜更かししてマンガ読んだのがいけなかったか。 帰宅後、慎…

20世紀少年

杜の都のマンガ喫茶に入り、ふと浦沢直樹の「20世紀少年」を読み始める。面白すぎる。1時間に3冊のペース(これは遅いのかどうか分からない)で12巻まで読む。連載が始まったときに雑誌で第一回だけパラッと読んで、ノスタルジックな話なのかなととん…

運命の人

故あって某杜の都に行く。新幹線は日曜日とあって帰省の人々でそれなりに混んでいる。東北方面の新幹線は平日でも混みがちだけど。ご老人が孫の顔を見に上京するパタンが多く、しかも小金があるのでグリーンから埋まっていく傾向あり。 こまちのなかでコピー…

桜を歌う人々

ケツメイシの「さくら」のPVがずいぶんと良くて、萩原聖人と一緒に出てるのがハテ誰だったか考えていたら何のことはない鈴木えみだった。やはりこの時期になると桜を歌うのがよいと、そういう風に考える古風なアーチストも健在であとは嵐が「サクラ咲ケ」…

国語学者たち

「タモリのジャポニカロゴス」を何度もビデオで見ているのだけど、どうしても途中で寝てしまう。ビールを立った一杯飲むだけなのに眠ってしまうようだ。若槻千夏が風俗嬢みたいな格好してても眠たいものは眠たいのだ。 新明解をとりあげている。山田忠雄(19…

桜日和

晴れやかな日。天気がいいので昼休み、京橋へゴッホ展を見に行く。が、国立近代美術館には長蛇の列。ゴッホは人気あるなあ。こりゃまともに見れんわいと断念。神保町にでも行こうかと思ったが、ふとお堀のほうを見やると桜が満開。しだれざくらが風にそよぐ…

洗濯物が良く乾く日はいい日

良い天気。夏日になったとか。洗濯物も良く乾く。 昼過ぎ池袋テアトルダイヤで「サイドウェイ」鑑賞。ゆっくりした映画で、大人な映画。ワイン好きの国語教師と結婚を1週間後に控えたプレイボーイの俳優が二人でワインとゴルフ三昧の旅に出る。そんなロード…

ホッピーマニア

四ツ谷にある「浅草屋」という居酒屋にはホッピーがある。が、コロッケはない。 とはいえホッピーがあることに背に腹は変えられぬ。そこで大学時代に知り合った今は首都東京大学出身のHさんと、新婚のMさんと。 Hさん相変わらず博覧強記で、この日教えて…

仕事よりテレビが大事と思いたい

この季節は大変である。改変期なので単発の要チェック番組が多いから。この前も「NONFIX」を録画し忘れるし、まったく油断できない季節だ。この日の深夜にあった「やっぱり猫が好き」もきちんと朝刊のテレビ欄をチェックし、仕事に行かねばならない時…

なぜかマンガづいている

昨日のこと。夢枕獏編『夢枕獏 少女マンガ館』(文春文庫ビジュアル)をパラパラめくっているととまらなくなる。読んだのは岩館真理子「さたでい・ぱあく」、吉田秋生「夢みる頃をすぎても」、赤座ひではる「チリリンふたりのり」、倉多江美「一万一秒物語」…

吉田吉田

携帯電話でFMが聴けるのでたまに重宝する。今日は夜の9時ぐらいからNHK−FMをつけたら現代音楽っぽいのがギコギコやってる。こりゃええわいと思い聴いていたら、ショスタコービッチの弦楽四重奏だった。割と間を空けて解説をする人が進行役。番組の最…

来たるべき90年代とはなんだったのか論にむけて

「草思」4月号は「80年代とは何か」特集。柏木博や北田暁大のパルコ論を批判した三浦展の文章が最初は飛ばしてて面白かった。途中から妙に落ち着きが良くなってくるんだけど。セゾン文化セゾン文化というが、パルコ文化とは別であったと。堤清二と増田通…