2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

花田家への試み/小三治独演会

5月30日夕刻の二子山親方の死去は現役時代を知らないからか、花田家騒動にそれほど興味を持っていないからか、個人的に大きなニュースになっていない気がするが、花田家というのがそれこそ抱擁家族とか別れる理由とかそういう言葉で語っていけるのならば…

日曜深夜という巣窟

日曜深夜にしてはとんがった番組をしているのでつい見入ってしまった。 「熱唱オンエアバトル」。 インディーズ手前のバンドや歌い手達が一般聴衆の審査を受けて、点数を多く取れば見事全曲オンエアされるという例の仕組みだが、この日は北陸出身(出身地を…

第72回日本ダービー

渋谷のWINSで見たわけである。ディープインパクトから人気馬以外に馬単総流し+ディープインパクト→人気馬→総流しの3連単。こんなセコい買い方するから当たってもうれしくないんだよなあ。だめですなあ。安田記念では負けた1万6000円取り返さない…

産経らしい身振り

ミンダナオで生存か? という旧日本軍。産経だけが連日一面で大々的に報じていて気持ちがいい。それにしても生存? の軍人の妹が「生きていたと聞いてがっかりした」というコメントをしていたのには大笑いした。 大宅文庫に初めて行った。八幡山と幡ヶ谷を間…

恵比寿 夜の徘徊

夜、代官山《U》でギムレットとバーボンソーダ割り。そのあと恵比寿銀座の名前失念の立ち呑み屋で煮込みと生ビール。東海林さだお・椎名誠『やぶさか対談』片手に。店を出てまっすぐ行くと立ち呑み屋「18番」があるのでそこで赤ワインとビーフコロッケ。こ…

夜明けまで

25日は少女と鉄道を見た後に、汐留に行って「ルオーと白樺派」展(松下電工汐留ミュージアム)。ルオーは太陽をよく描くなあと思ったのと、武者小路実篤の「宗教は分からないけどルオーの絵は宗教を伝えていると思う」みたいななんかアホみたいな感想文を見…

少女と鉄道

なにぃぃ〜、週プレで本谷有希子連載開始!? ほらまたとられたよ。ブツブツ……。 NONFIX「少女と鉄道」。これはいい番組だった。思ってたよりもびっくりするくらい完成度の高い。堀北真希が鉄道に「乗らされてる」だけのウケ狙い番組かと思ったら、堀…

「ゆきゆきて神軍」、百恵「踊り子」

夜明け前に赤坂の立ち呑み屋に寄る。ビールを1杯、ブンタン酒のソーダ割り1杯、つけもの。池袋のバー出身の人がやっていて、池袋のバーをいろいろ教えてもらう。帰りに富士そばでコロッケそばをすすってゆく。 昼、原一男「ゆきゆきて神軍」。天皇にパチン…

猿橋賞

第25回 (2005) 小谷元子 東北大学大学院理学研究科教授 「離散幾何解析学による結晶格子の研究」 だそうです。幾何学に確率論を導入したんだそうです。 何かカッコいい。 どこかがもう、小川洋子との対談、セッテイングしてるんだろうなあ。

ザ・バンドアパート

なんか人気らしい。人気になってきたのでなぜか悔しい。珍しく先物買いしてたんだけどな。初めて聴いたのは仙台の寒い外で凍えそうになりながらFMラジオを聴いていたときでした。ちょうど短いローカル番組で紹介されたのを聴いてちょっとカッコいいなと。…

田園都市線ネオコン論

午後、横浜某所。 憧れというか、畏敬していたH先生に会う。 三時間に渡ってお話させてもらう。 最初は思ってたより怖い印象だったのだが、どんどん、話が 加速するにつれて打ち解けた感じに(こっちは勝手に)なった。加速で思い出したが、福知山線の事故…

「つり丸」運転手さん

笹塚から乗ったタクシーが面白かった。 乗るなり「お客さん、釣り好きですか」ときた。それが、強引に話をしてくる感じではなく、変にするっと話し掛けてこられたのであれよあれよとペースにはまった。 「いや別に……」と我ながら愛想のない返事をしても「へ…

伊東美咲似、渋谷でメイク中

「スウィングガールズ」は単純にアハハーという感じ。 貫地谷しほり(トランペット)が印象的。 昼休み、渋谷のTSUTAYA最上階にてごはんを食べていたら、横の女の子が伊東美咲に似ているように見えた。顔を工事中だったのでおいそれとは窺うことはで…

早稲田、下北沢、早稲田、大久保、新宿、代官山

朝、「スウィングガールズ」をチラチラみる。時間になったので途中で停止。 昼ごはんを早稲田の文学部教授と。初対面にもかかわらず話がはずんで、じゃあいつかこのテーマで一冊! というような話にもなる始末。大変楽しかった。 2時から下北沢スズナリで岩…

ニセ学生@白金

思い立ったが吉日で、ある先生に会いたくて白金高輪の明治学院大学。 ところがその先生の校舎は横浜だった。 ところが逆転ホームランで魅力的な授業があることに気づく。 さっそく、ニセ学生となり、教室に侵入。Y先生による映画論。おもしろうございました…

池袋 夜の徘徊

一仕事終えたうれしさもあってか、前から気になってた酒場に行くことにする。 池袋「夜警」→「アルケミー」。 まさに明烏が鳴いている時間帯に今度はマンガ喫茶にまで足を運ぶ。どうかしているぞ、この足の運びは。 奥浩哉「GANTZ」を3巻。酔っ払って…

安田伊左衛門について

木村伊兵衛ですよね。5月10日の記述「安田伊兵衛賞」とあったのは「木村伊兵衛賞」の誤りでした。訂正してお詫びいたします。 で、「安田」伊兵衛という間違いのもとになったのが安田伊左衛門。 初代日本中央競馬会会長なのです。安田記念の安田さん。日…

監禁男

わたしはウインズに行けば換金男なのだが、青森には監禁男がいたということなのです。 冗談ではないのである。 女の子に首輪をつけて自宅に監禁。ハア、なんだかまあ、ありそうでなかった事件と言ってもよいものなのでしょうか。 会田誠の絵に、ちょうどこう…

いま、会いにゆきます 

目黒シネマの最終回に間に合う。補助席が出るほど満杯。その補助席だったけどさ。 まあ、感動作ですな。 ずいぶん時制が複雑なのだ。さすがにちょっと混乱したわたしは頭が弱いのかしらん。竹内結子の前髪そろった髪形が印象的。アレまあこんなオチかい、っ…

あまりうまくない酒

どうもねえ、あんまり長い酒に付き合うのはつらいものがありますなあ。 まあ、耐えますけどね、こういう仕事もこれから一杯あるだろうし。ってね。

五月大歌舞伎 研辰の討たれ

奇跡的に手に入ったチケットを握り締め、五月大歌舞伎。T君をご招待。 まずは菊五郎の「義経千本桜 四段目」。あんまりあらすじに目を通してなくて、ああ分からなかったらチケット代もったいない、なんてびんぼくさいこと考えてたけど杞憂。結構分かりやす…

木村伊兵衛賞の30年

川崎市民ミュージアム「木村伊兵衛賞の30年」展。 写真の芥川賞といわれる賞の受賞作品を一挙公開。余すところなく。 第1回(1975年)受賞、北井一夫「村へ」の、「長崎 平戸 村の子供たち」と、第24回(1998年)受賞、ホンマタカシの「Boy-…

テレ東の島アナ

Qちゃんと小出監督決別。Qちゃん近くで見るとかわいい。 夕、音楽関係の方々と。なぜか競馬の話で盛り上がる。 テレ東の島アナの話。 昔、テレ東にはスポーツアナが3人しかいなくて、競馬中継ができる人がいなかった時代、何が勝ったかもままならぬ実況が…

私の体を通り過ぎていった雑誌たち

前倒し前倒しで仕事を逃げ馬のようにやっていくと、他の仕事が襲ってくるような気がして怖くなってくる。 それはそうと、そんなことで時間がゆったりめなのでNHKマイルカップも自宅で見てしまったりするわけだ。ラインクラフト強かったなあ。青島達也アナ…

展覧会の絵を見る

カラヤンの「展覧会の絵」DVDを見る。1470円とか安いから買ってしまったんだが、よいね。最後は鐘のアップで終わるんだけど、なんかちょっとタイミングがしっくりこない感じがしてそこはアレと思った以外は。はじまる前はドラ(ゴング)のアップで始まる…

タモリ倶楽部にジョン・ケージ

球史初のセパ交流戦(楽天-巨人)が延長してくれたおかげで、録画し忘れた「タイガー&ドラゴン 権助提灯の回」を3分の2くらい見ることができ満足。いや、野球中継延長もたまにはいいことあるんですってば。今回はクドカンが楽しんで書いてんだろーなーと…

是枝裕和の第9条

そういえば憲法記念日の深夜にやってた「NONFIX」は是枝裕和による「第9条」。勉強になる番組だった。なんか映像詩ならぬ映像論文って感じもしたけど。「忘却」というタイトルで、「帰ってきたウルトラマン」が通奏低音。常々「未来完了型」が倫理を…

藤原咲平の随筆集『雲を掴む話』っていいタイトルだな

早い五月病をかみ殺して社会復帰。会社復帰ともいうのか。 それはともかく、休みにDVDのハードディスクにたまった録画番組の整理をした。タモリ倶楽部率高し。気象予報士を集めての「空見会」前後編もあり我ながら貴重であると自負。それで思い出すのが先…

「タイガー&ドラゴン」見る

朋友Tより借り受けた正月放映の「タイガー&ドラゴン 三枚起請の回」、今クールやってる「芝浜の回」を連続して鑑賞。前回の「茶の湯の回」は温泉地で見たんだけれど、思ってたより面白かったので積極的に鑑賞。長瀬智也と岡田准一が本当に落語家を目指すと…

堕落した詩人は饒舌になる

小沼丹『風光る丘』読了。 さわやかー。大学生たちの夏休み旅行。行く先々でいろんな人に出会い、円環を織り成してゆく。ズッコケ3人組とオレンジデイズ(ちゃんとみてないけど)を足して小沼丹風味にした感じ? 途中単調になってきたりはもちろんするんだ…