夜明けまで

 25日は少女と鉄道を見た後に、汐留に行って「ルオーと白樺派」展(松下電工汐留ミュージアム)。ルオーは太陽をよく描くなあと思ったのと、武者小路実篤の「宗教は分からないけどルオーの絵は宗教を伝えていると思う」みたいななんかアホみたいな感想文を見て笑ったのが印象的。
帰り際旧新橋駅が鉄道記念館と中華レストランになっているのを見届けて、サントリーホールへ。東京都交響楽団、デプリースト指揮によるバーバー特集。ところがチケットを見せても入れてくれない。聞けばこれは池袋芸術劇場の公演ですよという。
仕方がないので池袋へ走り、3曲目の途中から聴くことになる。途中案内してくれた女の子が非常によかったのだけど、休憩時間に話し掛けることができなかった。そんな自分にレクイエムをささげながらデプリーストのタクトに体を預ける。デプリーストは黒人の車椅子指揮者。今まで見てきた指揮者は振り始めに笑う人が多いのに、デプリーストはあまり笑わないのが印象的だった。
バーバーはアメリカの作曲家なのに響きがイギリス的だった。

そのあとM君を囲む会に出席したらM君あんまり囲まれてない。1軒目のあとバーに行き、心持ちよくなってきたところで、3軒目。Hさんいつものようにフラフラしてる。夜明けに公園のフェンスをよじのぼって越えたりして、大学のサークルの合宿の朝のよう。

 お酒はいいやと思っていたのだが、晩に六本木で約束があった。おいしいところだった。また鳥飼とかおいしくのんでる。