本棚に置いたままの『一九七二』を、ちょうど安田講堂−赤軍派との絡みに興味が出てきたので、そういえばあさま山荘事件について多く書いてあったし、と思い立って読み始めたらとまらなくなった。読書の愉しみを久々に満喫した気分だった。とかく運動がどうの…

仕事に段落がついたので、上京しているＮ先生に電話をすると、ちょうど日本橋三越の「ジャン・コクトー展」に行くというので、ご一緒することにする。日本橋三越って日本橋三越しかないところなんだ。まわりにこれといって何があるわけでもない、孤立してる…

パソコンが壊れて再インストールの大手術。そしたらバックアップしたはずのメールのデータがふっとんでどっかいっちゃった。泣くに泣けない。飲み屋で世界水泳を見ていたら、なんだかダイジェストのように次から次へと日本人の活躍が出てくる。視聴率優先主…

安田講堂について関心があるので昔の新聞をひっくり返していたら、岸田日出刀が建築したというのも面白かったんだが（これは新聞外情報）、１９６９年１月２０日付の朝日や読売では前日の安田講堂陥落の大きなニュースの下に小さく１３行くらいで「谷啓さん…

で、結局台風は来なかったのである。台風一過というやつで、ものすごい天気のいい日。洗濯日和。洗濯しなかったけど。 仕事などして床屋に行ってホッピーを飲んで早めに寝る。 株をやっている知人から「細木和子が風説の流布」という話。ちょうど例の25時間…

ＺｅｐｐＴｏｋｙｏにて坂本龍一ツアー。 小山田圭吾がメンバーで出てる。会場にはエコなグッズがたくさん。エネルギーを購入できるＴシャツ（？ 教授の説明があったんだがよく聞いてなかったのでわからない。省エネルックとかの類ではなかった）とか、バイ…

１１時の約束なのに１０時３７分に起床。帰省の日、飛行機に乗り遅れたのと同じパターン。 意外と冷静に地下鉄に乗ったりしているんだが。 相手がほんとにいい人でよかった…。

日付変わって２５日になっているのだが、いまさらながらオープニングから２５時間テレビを見ている。さっき先にエンディングの２時間は見たんだけど。エンディングの鶴瓶ばなし（フジテレビ讃）を聴いてから、オープニングのフジテレビ社員による企画書読み…

今週号の「ＳＰＡ！」坪内祐三×福田和也「これでいいのだ」は日本のメディアのメディア批判を批判していた。大変痺れる坪内祐三発言があり、気分が昂ぶる。その昂揚感を持続しつつ、友人の倫理教師が手はずを整えた集会に急ぐ。震度５の地震で電車がストップ…

夜中に『帰ってきたもてない男』を読み始めたらとまらなくなって一気読み。『もてない男』はじつはけっこう理解できない（難しくて）ところがあって、十分消化しきれていないところがあったのだが、今回のは前回よりもゆるいので、エッセイとしてサラサラと…

池袋のＨＭＶでウェーベルンとか買って、ご飯を食べて帰る。 ところで昨日はＷＡＶＥで最近のＣＤを物色したのだった。スキマスイッチのアルバムとか聴いてみた。全力少年はいい歌だ。バンプオブチキンの新曲「プラネタリウム」は歌詞に出てくる「四畳半の部…

池袋サンシャイン劇場でやってる「伊東四朗一座 喜劇 芸人誕生物語」の当日券が取れればいいなあ、とダメもとで行ってみるといとも簡単に取れた。それも真ん中のいい席。 伊東四朗のふざけた大人ぶりが、やっぱりおかしくて笑ってしまう。イヨマンテの夜とか…

国立演芸場「ＳＷＡ」へ。喬太郎、彦いち、白鳥。山陽と昇太は仕事。仕事ってこれも仕事だとは思うが。ＳＷＡシャッフルといって、それぞれの持ちネタを別のメンバーが口演するという趣旨。ところが同じ構造のつくりの話が３つも続いてしまう（話が「つく」…

朝、菊間千乃のいない「こたえてちょーだい」を見逃したことを悔やみつつ、山手線に乗ると液晶画面でフジの「がんばっていきまっしょい」のＣＭが流れていて、ＮＥＷＳの内博貴が出ていたりする。フジテレビとお酒は相性がよくて、里谷多恵が泥酔して「股間…

カップルといえば、浴衣は着ていなかったが高田馬場のあおい書店にて「そういえば去年みたままつり行ったよねー」というカップルの会話を聞いた。月刊「ほしのあき」読んでたときにそんな会話が飛び込んでくるので困った。それにしても浴衣カップル半額の「…

特に何をしたってわけでもない、仕事にいそしんだ日。 年上の女性にネクタイで首を締められたりしてみるのも、これ仕事なり。（ちょっと新鮮な気持ちよさがあった） う〜ん、何か書くことあったかいな。原史奈ってグラビアアイドルがいるけど、いつも原武史…

本谷有希子のオールナイトニッポン、聴いてみる。コンドルズの誰かがゲストに出てて、舞踊の話とかしてる。ＡＮＮの一部なのに。しかもハガキ読んだり（「ひと夏の経験」、出会った人とすぐにやれるかとかいう問題についていろんなハガキ読んでるんだが、本…

眠い一日。とはいえ芥川・直木の発表日。ところが眠い受賞。眠い。

昼に三茶シアタートラムで「新編 我輩は猫である」。小林聡美（鏡子）と高橋克美（漱石）。面白くなかった。説明的というか、話の流れがよく分からず、ついていこうとも思えなくなってきてめんどくさくなってきたのであった。おまけに腹も痛くなってくるし。…

昼間から夜にかけていろいろこなし、池袋の立ち呑み屋にＴ君をよびだして呑む。栗木京子の歌をそらんじる友人に感動しつつ焼酎の水割り飲む。口が滑らかになったところで二軒目は岩波の夏目漱石全集初版があるバー「Ｉ」へ行き、少し滑らかになりすぎになっ…

濃いでしょう。あと佐分利信とか中村伸郎とかも出てたり。演出は和田勉。音楽は林光。原作は松本清張「空の城」。ＮＨＫのドラマ「ザ・商社」ＤＶＤ４巻を見終える。肝心の部分がよく理解できなくて正しい観賞はできてない自信があるのだが、没落する商家「…

荷風の「墨東綺譚」（ぼく＝さんずいに墨の字出ない）を読んで、カレーを作る。５０を過ぎてもこのような感情を持つことになろうとは、って、かっこいいねえ荷風は。カレー作りつつ七夕賞見る。後藤浩輝が七夕賞にもかかわらず一番人気で勝ってインタビュー…

夜中にスカパーでしか見れない「武豊ＴＶ」やってる。武豊が自分の騎乗をＶＴＲ見ながら反省する番組。面白かった。司会は何だっけ、ええと、みのすけじゃなくて、見栄晴。でも面白かった。後藤浩輝と福永祐一がゲストで「ユタカさんが後ろにいるのではやく…

書き忘れてたこと。ひとつはシーザリオの米オークス制覇（７月３日）。日米オークス制覇ってこの先あるんだろうか、こんなこと。動画で見たら３コーナーあたりでもう先頭にたっていて簡単に勝っていた。相手が弱すぎなのではないか。あと英語の実況を聞く方…

出先で具合が悪くなって神奈川県内の病院に行く。乗せてもらったタクシーの運転手さんに「内科の病院へお願いします」というと、ここはいつも人がいるから、と案内してくれた。「私もね、去年胃がんやっちゃって」と語る６０がらみのおじさんは「身体が弱ら…

ＮＨＫスペシャル「明治」の第一回をＤＶＤで。小学校令に尽力した沢柳政太郎に焦点。中学校への進級のみを目的にした教育に問題ありとして、記憶の詰め込みではなく「学ぶこと」それ自体にシフトした教育を普及（体育の導入なども）させたものの、成人の知…

池袋、芸術劇場小ホール。柳家喬太郎独演会。 喬之助 堀の内 喬太郎 国民ヤミ年金 孫帰る 寒空はだか 喬太郎 死神 はだか先生はディズニーネタを。たしかにこの人は寄席で見たい。協会入りしてもらわなくてはならないが。 国民ヤミ年金は古いネタなのでやり…

「お台場明石城」は６月２２日に発令されたフジテレビ人事スペシャル。で、報道志望の村上真理子（いいともＡＤ、２５歳）が志望どおり報道異動を発令されてる。なんだそれ。 以前、村上真理子はきっと報道には行けないんだろうと書いたが、きれいに覆された…

まあ、放送翌日に見たんだけど、この日放送された「情熱大陸」は菊地成孔。東大の授業面白そう。この人なんでこんなに腰が低いのだろう、というか、テレビで腰が低いのをことさらに見せると、かえって逆に勘ぐってしまうから、本当に腰が低い人だとしたら損…

早朝の６時半、ピンポンが３０〜４０回鳴らされまくり、壁を叩かれ、ドアノブをガチャガチャ回され、表のシャッター窓をばしばし叩かれる音で目が覚めた。目が覚めないわけがないんだけど。これはちょっとした恐怖体験で、なんか復讐されることでもあったか…