2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「anan」購入

「anan」のセックス特集。とりあえず買ってみた。 「タモリ倶楽部」は「名前の説明方法」について。漢和辞典の編纂者の谷田部文雄(?)という伊東四朗に似た学者がめちゃくちゃ面白い人で(タモリに平気でダメだししたりする)ひさびさに「タモリ倶楽部…

常磐線最終はアムステルダムの地下鉄

故あって常磐線最終電車(上り)に乗ってみたんだが(乗らざるをえなかったんだが)、ペプシの缶が飲みのこしを垂らしながら床を転げているわ、靴をはいたままの若造が椅子に横になっていたり、ウーロン茶のペットボトルが椅子に捨ててあったり、お菓子の食…

モンゴルは楽し

下北沢のモンゴル料理屋「遊牧民」は大当たり。これはよい店。ジンギスカンが何かと流行っている昨今だが、モンゴルの羊料理もうまいぞ。ナンでレタスとマトンを巻いたものとか、マトン入り揚げ餃子とか、うまかった。モンゴルの住居「ゲル」風の座敷で舌鼓…

杉村太蔵的こころ

杉村太蔵(1979〜)がお詫び会見。深刻な顔さえふざけて見えるのが彼のいいところで、もっといいかかげんに自民党に在籍して、自民党をぶっ壊してほしかったんだが妙に保身的だったりして、結局党の意向に沿って「おわび」。上からガミガミ言われたらそ…

カンニング竹山

この日だったか定かじゃないんだが、カンニング竹山が疲労で入院した。カンニングのどっちとも入院である。めざましテレビで中野美奈子がちょっと笑ったような声でこのニュースを読んでいて、ひどいなあと思った。竹山だが、先日「虎ノ門」で「大人の性教育…

体育の日

あっという間に一週間である。思いだしながら一週間をふりかえる。 この日曜日はなんと言っても神戸新聞杯でディープインパクトが大楽勝したのと、琴欧州がいとも簡単に朝青龍によって優勝を阻まれたふたつの運動にかぎる。 ディープインパクトは勝手に走っ…

ジャポニカロゴス

DVDに録画しておいた「タモリのジャポニカロゴス」をちびちび見る。おもしろいなあ。テレビを前に一人で回答者と一緒に考えてる。間違った日本語をさがすクイズとか、「『つましい』って日本語はあるからなあ」「な〜るほどね、『眼福ご馳走様でした』か…

新大阪駅のラーメン

新幹線に乗る前に腹ごしらえと思い札幌ラーメンの店に入る。塩ラーメン。札幌なのに塩かい、とすぐ後悔する。おいしくなかった。 新幹線で寝るともなく寝る。こういう寝方が一番疲れをよぶ。げんなり。

大丸のデ・キリコ展

大阪。丁度大阪駅の大丸ミュージアムで「デ・キリコ展」やってる。覗くが、キリコってのはどうにもこうにもわからないな。形而上絵画というらしい。人がいないさみしい絵が多いなあ。マネキンが描かれてはいるが、人の気配がない風景だ。このミュージアムで…

モリゾーとキッコロと中村歌江

九月大歌舞伎昼の部。菅原伝授手習鑑がことのほか面白い。歌昇のセリフが歯切れよくよい。時蔵の桜丸は薄幸そうな趣がにじみでていてひきこまれる。雀右衛門の舞踊、齢80を超えているとは思えない美しさ。でもまあちょっとよたよたしていたところもあった…

大相撲秋場所十日目

初めて両国国技館で相撲を見る。十両の取り組みから見たのだが、しかし2Fのイス席のがら空きぶりはともかく1Fの桟敷席の閑散にはあらららという感じ。こんなに人が入っていないなんて。実際に見ててもスターがいないからなあ。稀勢の里ががんばって今日…

「ちんこ」とは何か

広辞苑によると。 ちんこ①体の非常に小さい人。こども。②(幼児語)陰茎。ちんちん。ちんぼこ。 そうなのだが、ある地域では「おっぱい」の意味なのだそうだ。 いま「マシューズベストTV」の影響で女子高生に方言がブームなんだとか。某会合で学友Mがそん…

老人×意地悪の「アタック25」

学友Uがカップルで公務員試験を受験した二人を八百屋の陰から呪ったという。法政大学社会学部の試験会場にもそういう二人がいました昔。今よりもっと人を呪うエネルギーがあったので、じりじりとその二人をまなざしましたっけなあ。「アタック25」を久し…

あややの音文一致

民主党新代表に前原誠司(43)である。弱そうだけどいいのか民主。96対94(無効2)でお遍路さんの菅直人を破ったものの、2票差ってのがまたくすぶりそうな数字であることよ。前原誠司はSLマニアらしい。日刊スポーツあたりが電車男にひっかけて「…

しかし柳田泉は広辞苑に載っていない

柳田泉『随筆 明治文学1』(東洋文庫)の「はしがき」にこんなくだりがあり、わくわくする。 最初(自分の書いてきたものの=引用者注)切抜を揃へてみたら、何だか予定の頁数に達しさうもないやうに見えたので、附録として「饗庭篁村」の伝記を書かう、「…

安達祐実への弔鐘

アダチ龍光をしばらく見ていないのと同様に、安達祐実もまた最近ご無沙汰だった。とはいえ「積木崩しの真相」とかいうドラマでカブキロックスみたいな格好で熱演していたようだが、幸か不幸か見ていない。リリー・フランキーが「安達祐実はこどもからおばさ…

俳優・松本清張

朝「天城越え」観る。宇野重吉はほとんどしゃべらないのにやっぱり俳優なんであることよ。中村翫右衛門と宇野重吉の重厚な対決はじりじりと熱かった。目線の演技の対決。佐藤慶も濃いし、大谷直子のなまめかしさも凄い。そして松本清張が原作にはないがドラ…

サクロンで錯乱

村松友視『幸田文のマッチ箱』読了。 今朝は二日酔いでひどく、サクロンを飲んで戻すという態。夜に中村屋のカレーを食べたら少しよくなったけど。帰りに旭屋書店で中川一徳『メディアの支配者』を買う。 「がんばっていきまっしょい」をはじめて見るが、最…

あいまいな日本の、首相の「私」

朝日新聞夕刊の載ってた谷藤悦史の「前面に出た首相の『私』」という論考はなかなか面白かった。「郵政民営化したい。反対する奴は粛清する」という首相の「私」的な思いが「公」にとってどれほど重要なことなのかを説得せず、結局この選挙は首相の「私」の…

憲法だって変えられるんだもん

選挙に行きたかったのだが、諸般の事情で行けず。残念。 それにしても、まあ、コイズミであるよ世の中は。ノリですよノリ。ノリで自民党に投票した人がたくさんいたとしか思えない。投票率が67.51%というのも凄いが、世代別投票率を知りたいところ。2…

中村文則がいる風景

金曜日に「特報首都圏」というNHKの番組に中村文則が出てた。ニートを特集したものだったんだが、結構しゃべってたようだ。ちゃんと見てないからなんとも言えないんだが。ちゃんと見てないので中村文則が若いころの東海林さだおに似てるなあくらいしか思わな…

お忙氏

会社でぼんやり「ポップジャム」にでているBoAを見る。顔変わったなー。リプトンのコマーシャルに出てたころがよかったな。肉まんを食べながらぶつぶつ考える。同時に木村カエラの出ているsakusakuを見る。するとタモリ倶楽部が始まったのでチャンネルを変え…

江戸時代へ

皇室について考える。皇室のプロにいろいろ話を聞くと、いま天皇家が江戸時代の天皇家になるかならないかの瀬戸際だとということだ。つまり、天皇家側(次世代の=皇太子一家)と国民(これも皇太子世代以下ということ)がどっちともあるニーズで一致してい…

鶴八鶴次郎/アジアのキュビスム/千秋ちゃんの『武蔵野夫人』

いや、明日発売の週刊新潮で石原千秋が『武蔵野夫人』をレビューしていただけの話。ちょっと読んでみたいなと思いましたですな。千秋先生、ゼミが「もてない男」なんだそうで。要するに早大教育学部の国文科には近代文学ゼミ枠が2つしかないから、もう先輩…

イッツ・賞タイム

文藝賞である。とうとう15歳の受賞である。現役中学生って、もう書泉グランデでしか売っていない写真集じゃないんだから。河出書房の文藝賞の意味っていったい何なんだろう。「田中康夫」を輩出したという枕詞も「いかもの」感を醸し出すばかりだが、綿矢…

早く切り上げた夜は

想定外に早く仕事を切り上げることができたので、銀座。ある席に飛び入りで参加させてもらい、収穫ある時間を過ごす。2時ごろタクシーで池袋に出、ラーメン(実はとてもおいしいがごく普通の店なのである意味「隠れ家」的な店)を食べて、そのすぐ下にある…

星野智幸『アルカロイド・ラヴァーズ』の印象

岐阜1区の「ゆかりタン」は不倫報道を力に野田聖子を猛追している。あなおそろしや、不倫の文化力。歌壇のゆかりタンはいい歌を歌っている。雪の夜の鍋のとんとんとんがらしハラヒリホレと舌を見せ合ふ (小島ゆかり『希望』) 星野智幸『アルカロイド・ラ…

芥川賞は芥川賞に倣え

芥川作曲賞というのがある。作曲界の登竜門的賞。芥川龍之介の息子、也寸志の名をとった賞。先日今年度の選考会があったそうで、斉木由美《アントモフォニーⅢ》が受賞。実は公開の選考会で決まるらしい。サントリーホールで候補作が新日本フィルに演奏され、…

たほいやのような

『阿部和重対談集』の蓮実重彦との回は、阿部本人も「週刊文春」の「この人のスケジュール表」で言っているように蓮実のインタビュー術にはまっていろいろ聞き出されてて面白い。 村松友視『幸田文のマッチ箱』も読み始めたが面白い。「虎ノ門」、伊集院光プ…

タネラムネラ忌

8月29日は種村季弘の1周忌だった。1年前、その死を知ったのは、道後温泉で開いた朝刊でであった。声にもならない声を出したことを覚えている。銀座で「種村季弘 断片からの世界」展をやっているので見にいく。種村季弘の周辺にいたさままな画家たちの断…