安達祐実への弔鐘

アダチ龍光をしばらく見ていないのと同様に、安達祐実もまた最近ご無沙汰だった。とはいえ「積木崩しの真相」とかいうドラマでカブキロックスみたいな格好で熱演していたようだが、幸か不幸か見ていない。リリー・フランキーが「安達祐実はこどもからおばさんに一気に駆け上がった」といった趣旨のことを言っていて膝を打ったのだが、たしかに蕎麦屋でカツ丼+ざるそばのセットを食いながら「ザ・ワイド」でやってる結婚会見を見るにつけ、おばさんくさい。小さなおばさんという感じ。スプーンおばさんとかああいう。安達祐実の水着写真とか恍惚の表情の写真とかを見たときの「いたたまれなさ」は童顔とのギャップにあった時期もあったのだが、もはや童顔云々ではない安達祐実であって、今どんな体当たり演技しようと「元アイドルの安売り」に近い哀しさが漂う。24歳で安めぐみと同じ年というのも違和だが、やはり芸歴というのはこんなにも人を老けさせるものなのだろうか。えなりかずきを見よ。間下このみをみよ。安達祐実は結婚を期に引退とかしないのか。もうトリッキーな役しかできないんでないのかい。ウェデイングベルか弔鐘かというところか。
相手が井戸田潤スピードワゴンのかたわれ。スピードワゴン面白くないと思うんだけど。ライブドアの乙部がスピードワゴン好きなんだよな。センスわかんないね。いま資生堂の「uno」の広告、お笑い芸人が「uno」使って変身するシリーズだけど井戸田ももちろんいる。それよりCMのほうで腹が立ったのがキングコングの西野(キングコングのもう一人のほうは家庭内暴力で有名だね)のバージョンで、「好きです、資生堂」と言ったきりそのあとカッコよさげに照れ笑いをするだけ。不快極まりない。なんだあれ。家庭内暴力のほうは「鯉の真似します」とか言って、それはそれでどうなんだろうとうことをせっかくのCMでやっているが、西野のなんというかベクトルのなさにあきれる。こちらにも弔鐘を乱打したいものだ。