あをによし

日本ペンクラブの「電子文学館」というところでやっと高木卓の「歌と門の盾」が読めることを知る。でも早稲田の図書館に本があることが分かったのでそこで写そうかと思っている。単行本には読んでみたい「遣唐船」も入っているし、芥川賞辞退の理由もあとがきにあるらしい。「長岡京」という作品も気になる。高木卓は安藤幸の息子で、ようするに露伴のおいっこになる、んだよね確か。『露伴の俳話』というのが学芸文庫にある。
そういえば国立博物館唐招提寺展をやるらしい。奈良時代好きとしては見逃せぬ。「週刊文春」1月13日号のグラビア頁でそのことを知ったのだが、びっくりしたのは鑑真像の写真をとっているのがヴィム・ヴェンダースなんだな。どういうことなんだ。