デュシャンの作品を見て笑ってたおばさんたちの態度がいちばん正しいのかもしれない

湘南新宿ラインのグリーン席にのって少しの旅気分で横浜美術館へ。「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展。やっぱり、色がきれいだとか、形が面白いとか、そういう類のものじゃないので、途中から「フーン」という感じになってしまうのは否めない。マン・レイとの交流とか面白い人なんだけど、頭の芸術の人だからなあ。「階段を下りる裸体№2」とゲルハルト・リヒター「エマ(階段の上の裸体)」を比較展示したりして、いわく言いがたいデュシャンの作品に感想をもてるヒントがあって好感はもてた。「エマ」というのは写真で、要するに移動してるところを写真のボケではっきりとわかる写真。速度の表現。
安野モヨ子『働きマン』(第一巻)。こうはなれないと実感。
山崎さやかはるか17歳』(一、二巻)。けっこう面白い。

夜、高田馬場。また日本酒。