酒始め

レコード芸術」2月号の「特捜プロジェクト」というコラムが面白かった。副題が「アニヴァーサリー作曲家2005」とあるので、没後100年とか、生誕150年とかそういう作曲家の伝記をやるのだろう。今月はM.ブリッツスタイン。知らない。知らない、と思ったらなんとなく知ってた。映画「クレイドル・ウィル・ロック」の主人公のモデルなんだ。政府に反抗して一人で上映禁止された舞台をやり遂げた人だ。ただこの人、同性愛者で、最後は男に殴られて殺される。けっこうすごい人生の人だったようだ。アメリカの作曲家で同時代にコープランドシェーンベルクの弟子らしい。
早稲田「志乃ぶ」で前々からここでおでんを食べる約束をしていた方たちとおでんと樽酒。そこでも「バイ」であることについてとても濃い話し合いがなされたのであった。