三省堂に行こう。

辻井喬「母の書庫」(『群像』4月号 そういえばこのまえ伊井直行の「青猫家族〜」は群像4月号と記してしまったが、3月号だね)。
母の書庫を整頓しながら、遺された本と遺されていない本について思いをはせ、母と対話するという話。なんだかエッセイのような話。
辻井喬は『文学界』の4月号「車谷長吉特集」にエッセイを寄せている。
長吉はセゾンの一員だった(社史編纂部)から。
ほかに保坂和志阿部和重もいたんであるが「そりゃ潰れるのも無理はない」とか書いてあって笑った。

故あって外で立っていた。
することがないので携帯でFM放送を聴く。
ちょうどTOKYO-FMで桑田佳祐昭和歌謡をたくさん流してる。
黒澤明ロス・プリモスの「ラブ・ユー東京」とかいいねえ。
それにしても桑田佳祐のしゃべり方って噺家みたいだなと思う。落語好きなのかな。

それから今週の「週刊新潮」を読んで驚く。
「結婚」欄。宮台真司三省堂本店の人文書担当の26歳の娘と結婚だと。
高島彩みたいな顔してて、宮台センセイがそんな彼女を汚すのかしらと心配になる。
いいとこのお嬢さんなんだってさ。
興奮して友人Tにメールしたら知ってた。友人Uの日記はすでにそのことを触れていた。
「墓穴をホリエモン」の記事はオヤという部分もありアレなのだが(ライブドアの主張が認められてニッポン放送の増資が差し止められた昨日は司法の歴史に残る一日だったんだろうなあ)、いやはやこの結婚欄には参った。