村木道彦の歌

前日から仕込んでいたひき肉カレーがあまりうまい出来ではなく、しょんぼり。
水を足しすぎたのだろうか。気合を入れると往々にして失敗する、むべなるかなむべなるかな。
そういえば関川夏央『現代短歌 そのこころみ』はなかなかおもしろかった。岡井隆の『現代百人一首』にでてきてよく覚えている歌の作者について知識の肉付けができた感じ。村木道彦とか。
村木道彦の「するだろう ぼくをすてたるものがたりマシュマロくちにほおばりながら」が好きだ。当時(1964年頃)は寺山修司の人気をしのいでいたのだそうな。でも、いかにも慶応大学的な感じのする歌人ではないかい。
失恋の〈われ〉をしばらく刑に処す アイスクリーム断ちという刑
とかね。

O来訪、カレーを振舞う。
天皇賞はマイソウルサウンドから総流し。総流しするなら逃げ馬ビッグゴールドから流せよな、ほんとに馬券ベタなんだなあ。とほほ。
まる肉のジンギスカンうまし。ところでポスト「おしゃれカンケイ」の「おしゃれイズム」をはじめてみたら、司会のくりぃむ上田ががんばりすぎてるので失笑。「報道ステーション初期の古館みたい」とは母。うまいこという。