ミリオンダラー・ベイビー/東京ダービー

頭がずっと痛くて寝汗もかいていて、おでこに冷えピタ貼り、パンシロン飲んで横になる。
昼過ぎに電話したりして少しよくなって、昨日から計画していたどおりにクリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」を観にいく(渋谷)。一番後ろの端っこで靴を脱いで鑑賞。物語が一変する後半部から「ミスティック・リバー」のにもあったようなクリント・イーストウッドの倫理観が表に出てくる感じ。とかいって「ミスティック・リバー」ちょっと寝たりしてんだけど。不思議なことに映画が終わった後に、ん〜と唸ってしまった。後輩のM君は「アメリカの民主党的な匂いがしていやでした」と言うんだが、そこまで頭が回らなかったわたしは単純に罪とは問えない罪とかそういう単純には語りえないことを、道玄坂を下りながら考えてしまったのだった。

渋谷から浜松町に抜けて大井競馬場。後輩M君に誘われたので「東京ダービー」を観戦。びっくりするくらいチープ感漂うプラネットルームという部屋でがっかり感と、シーチャリオットのずば抜けた強さを堪能する。シーチャリオット羽田盃東京ダービーを制したので、あとは7月13日のジャパンダートダービーを勝てば3冠。今日は4馬身さの圧勝。今年の3歳はディープインパクトもいるし、全体的に強い。もつ煮を食いながら最終レースのパドックを眺めるなど、場末感がいい夜。とはいえ女性が多い。はじめてトゥインクルレースに来たが、予想屋ふくめてみんなでお祭りやってる感じに好感持てた。最終レースはシーチャリに乗ってた内田博幸単勝で勝負したものの2着。顔を覆いながら品川。M君と食事してとっとと帰る。
品川駅でスポーツ報知の号外もらう。日本北朝鮮戦に勝つ、W杯出場。これを観ず、東京ダービー見ていた非国民ふたり。