かもめ食堂

恵比寿。予告編で流れた「カポーティ」が面白そうである。『冷血』読もうかと。
荻上直子は「バーバー吉野」の監督。そういえば、それにももたいまさこ出てたっけ。注目しとくべき監督かもしれない。なぜか一呼吸おいて話題になるかんじの監督だ。とはいえ「恋は五・七・五」はそうでもなかったが。「かもめ食堂」は、まあフィンランド日本食の店を出してる三十でこぼこの女性とその仲間たちの交流を描いたもの。そうとしかいえない。おおきなドラマがあるわけでもない。期待してもいけない。ちょっと寝てしまうくらいだ。
だが、人がおいしそうにごはんを食べている、ただそれだけの映像に感極まったのははじめてである。