猫の報い

洗濯物を干していたら、あけたままの窓から黒猫が部屋に入り込んできた。前に紙皿に賞味期限切れの牛乳を注いであげたことがあって以来、寄り付く。とはいえ、こんなこと初めてなので、何かの吉兆か何かの知らせだと思った。空模様を見るとなんとなく雲行きが怪しそうに感じて、洗濯物を部屋の中に避難させた。家を離れてすぐ、雨が降ったのであった。