ポマードの人

橋本龍太郎の訃報。フジテレビで横山弁護士はいま、みたいのをやっていて思わず観てしまったんだが(よくわかんないが歴史研究家を今は名乗っている)、そこにニュース速報が入った。
橋本龍太郎といえばポマードなのであるが、あとは剣道くらいしか印象に無い。なんとなくキザなので、慶応の人はみんなこういうものなのかと誤った認識を植え付けてくれたのもこの政治家だった。『歴代首相物語』(新書館)の橋龍の項を読んでみた(飯尾潤が書いている)。小泉純一郎と2001年に総裁選を闘っていたのであった。すっかり忘れてた。そんなこともあった。盟友がいないタイプ、と飯尾潤の解説。森喜朗のあとの総裁選は変人対変人の変な闘いだったのかもしれない。(しかも総裁選に出るにあたって橋龍は総理時代の失策を認めるというプライドの高い彼らしくない行動をとるのだが、それも変ちゃあ変なのである)そんな純一郎は今年の9月で仕事納め。アメリカではしゃいでる。しかしYAHOOニュースの「首相、プレスリーのものまね」って見出しもすごい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-04554839-jijp-int.view-001
合掌。