ナンシーづいてるこのごろ

ここんところナンシー関「テレビ消灯時間」づいている。
電車の中で読むと笑っちゃうのでつらい。山本文郎の項とか、原千晶の項とか笑う。98〜99年は原千晶に2度ほど言及してる。そういうのもおもしろい。あと黒柳徹子松原千明がゲストの折、10秒ほどの番宣で「離婚成立、ハワイ焼け、松原千明さんです」と紹介したことに触れて、嘘を言ってるわけでもない、事実を過不足なく伝えていることで善意すら感じるが、その善意がどうしようもない悪意のように聞こえることもある、ということを書いて「善意って何だ」と投げる(投げかけるとか問う、というのはナンシー的ではないだろう)あたりには同じ笑いでも、唸った笑い。

「本」7月号はおもしろいぞ。
内藤陽介→坪内祐三原武史(ページもこの順でならんでる)と読んできているが、揃えたもんですなあ。そのほか森達也池内紀大澤真幸町田康藤原帰一といった連載陣はいるし、酒井順子もエッセイ寄せてるし。
内藤陽介、切手、郵便学、書簡、手紙の書き方、作家の書簡、文体、ナベツネの手紙、綴り方教室、eメール、作家の文字、石井九楊……なんかできそうなんだが、ひねれば。