最後にいいとこするなよ堀内恒夫

高校生ドラフト。恒例だったパンチョ伊東のアナウンスはもうないが、6代将軍足利義教誕生を思い出させる「くじ引き」といえばドラフトという感じだ。くじ引きは人間では決められないことを神の判断に頼るという意味合いが昔からあるそうで、大阪桐蔭高校の辻内も自分の将来をなぜか神に託す羽目になった。オリックスと巨人のどちらかがくじにあたれば辻内獲得。
結局オリックスの「赤いはんこが押してるから当たったと思った」という勘違いがあり、堀内の引いた「交渉件確定」の印が押されたほうが正式に当たりだったというオチ。雰囲気的に「逆転ホームラン」をした堀内、なのだが、最後にいいことするなんてそんなメークドラマはいらないよ。悪太郎のまま終わらせない、神の配慮か。