ここ一週間の動静

あっという間に一週間である。

10/5

シアターコクーン井上ひさし作、蜷川幸雄演出「天保12年のシェイクスピア」みる。ミュージカルなんだねえ。テーマ曲「シェイクスピアがいなかったら」がここ一週間ずっと頭の中でかかっている。宇崎竜童おそるべし。立ち見で4時間はこたえるねえ。張り込みみたい。藤原竜也ってほんと女の人ににんきあるんだなあ。昼の部だったせいもあるが、女性が8割以上の客入り。
夜、早稲田古本祭り→早稲田→新宿

10/6

映画二本。「チャーリーとチョコレート工場」(池袋シネマロサ)は寝てしまう。疲れているのに暗闇に行ってはいけないということだ。印象として面白そうだった。「サマータイムマシンブルース」(新宿武蔵野館)はきちんとみる。エアコンのリモコンを持っていったので1000円になった。なるほどなるほどと、話が進むうちに謎が解けていくのだが、こういう論理もの(?)に弱い頭なので、映画が終わってからもしこりが残っていた。わざわざ図を描いてやっと理解できた。タイムマシンでの時空旅行って論理的に考えないと時間軸が狂っているからすぐに話が矛盾しだすから、図でも描かないと理解に苦しむのだ。まあそれくらい、みおわった後も楽しめる映画ということ。

10/7

村上世彰って井原西鶴に近い何かがあるような気がする

10/8

毎日新聞だけが載せていたが、野間新人賞の選考委員変更をめぐり笙野頼子が激怒している。いつも何かに怒っているなあこの人は。

10/9

阪神ってのも野球以外になるととたんにマニアックな会社だと思う

10/10

林真理子『アッコちゃんとその時代』読了。バブル期って簡単にタクシーも止められなかったという事実に驚く。終盤部の40歳になったアッコの諦念じみた独白とかよかった。文藝冬号とインストールの文庫を買う。綿矢りさ、新作。