夏の雲実験室は水止めず

かっこいい句ですなあ。中村汀女。友人のブログにて知る。涼しいぞ。手元に石田波郷の句集があるので眺めたけど、そうそう涼しい句はない(波郷は病気がちだったようで、後ろ向きなくが多い)。 ジョージアのCM、キムタクと渡哲也である。キムタクの事務所…

そして首相は思い出作りに走る

小泉首相がタウンミーティングで「次の総理大臣も…」とそこで間をおいて、横にいた安倍晋三をニヤリと見る。「タウンミーティングは続けるんじゃないかな。強制はしないけど」とニヤニヤ。そのとき安倍晋三は顔の筋肉がとにかく動かないようにがんばる。この…

不快発言

木曜日の日経スクープ、昭和天皇「靖国A級戦犯合祀に不快感」は久々にぞわっとくるニュースであった。欽ちゃんの変節ぶりを見るにつけ絶対に上司にしたくないタイプとか言って騒いでいたのものみこまれてしまった。今朝方、やはりサンプロでやってたが、桜井…

極楽極楽

三木聡の映画とは相性がよくないらしい。上野樹里の「亀は意外と速く泳ぐ」もいまいち。最新作をこの前見たが(タイトルさえ失念)寝た。「イン・ザ・プール」は見てないけどどうなんだろう。 それはともかく、極楽とんぼの最後のコントは面白い。今年26時…

とはいえプロ中のプロという意識は一方で必要であって

26時間テレビを漫然と見ている。年々、全部観る気概がなくなってくる。だって面白くないんだもん。今回はとうとう夜中のさんま×中居をも見逃す始末。「かま騒ぎ」もやめてしまったんだね。朝起きたらめざましやってて平日なのかと焦る。中野美奈子が相変わ…

ポマードの人

橋本龍太郎の訃報。フジテレビで横山弁護士はいま、みたいのをやっていて思わず観てしまったんだが(よくわかんないが歴史研究家を今は名乗っている)、そこにニュース速報が入った。 橋本龍太郎といえばポマードなのであるが、あとは剣道くらいしか印象に無…

初恋の問題

原作を立ち読みしたら、主人公は早稲田に合格したことになっていた。東大なわけないよなーと思いつつずっと気にしていたので。映画、大隈講堂うつってたかな。

平身低頭なフルカワミキ

フルカワミキのソロライブに行ってみた。未発売アルバム収録作が中心のプログラムで、客もノリにノレない感じ。そんな煮え切らない様子がいたたまれないのだが、フルカワミキはやさしい。MCの際には地方からきたファンに気を遣い、未発表曲ばかりですみま…

もういい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000018-spn-ent

どうする

いまやってるオダギリジョーのライフカードCM。同窓会で会った初恋の人といい感じになったが、どうするという展開。 迷わず「冒険」なんだが。 http://www.lifecard-choice.com/top.html はあ、そうですかー。リスクより確実性の世の中でもハイリスクハイ…

なぜ傘をささないのか

▼「純情きらり」の宮崎あおいは日を増すごとに成長していく。桜子の成長が見事に演技されている。音大受験に失敗し、初めての東京生活を送っていたころからの一年での成長は、それまで以上の人との交流があったので、それなりの成長があってしかるべきなのだ…

間宮兄弟

森田芳光監督といえばリアルバースデーである。ダービー2着馬だったはず。あと深津里絵が"パソコン通信〟をする映画「ハル」が意外とよいらしい。松田優作の「それから」もある。 小学館は文藝の映画化サイクルをもう完成させた感があり、この出版不況の中…

岩城宏之、リゲティ

訃報が続く。リゲティのピアノ曲はばらばらな感じがして面白いなーと思っていた。なじみが無いわけではなかったので、そして現代音楽の中では非常に大きな存在だったと思うので、FM「現代の音楽」あたりできちっと追悼特集をしてくれるのだろうが。 かえす…

今朝のもろもろ

めずらしく寝付けず。朝の5時くらいから活動してしまう。トイレ掃除とか。 朝日新聞がやけに日銀福井総裁の村上ファンドへの1000万投資を叩いている。朝日がきわだって叩いているかんじ。延焼の仕方がこうなるとは。もうすぐ他所で大火事になるとは思う…

親密すぎるうちあけ話を微妙な関係者にされたら、きっと

昨日の朝日新聞夕刊に乗せられてまんまと日比谷シャンテシネにいく私。パトリス・ルコント監督「親密すぎるうちあけ話」。なんか見たことある俳優が出ているので気になったのと、どうもとぼけたフランス映画っぽくて、好みに合いそうだったので。で、その俳…

猫村さん/古井由吉「中山坂」/ナイマン

『今日の猫村さん2』読む。重層的な物語になってきている。 畏友U君のくれた『競馬を読もう』(福武文庫)の古井由吉「中山坂」。エプソムCは東京で開催なのだが、まあそれはいいとして、日曜日に読む。短篇とはいえ、ところどころ読み返しながら。老人が…

明日の記憶(映画のほう)

木曜日に観にいったのだった。結論としては堤幸彦は本当にこの映画を撮りたかったのかと勘ぐってしまうくらいのテーマ性の比重。どうして堤幸彦なんだか記号論的に不明である。おじょうずに撮っていたけど。現代版「恍惚の人」と言ってしまえば乱暴すぎる。…

平成元年 ゲームボーイの発売

やきとりを食べに行こうと自宅の近くの公園の前を通ったら、夏服を着た高校生の男子女子が仲睦まじく石段に腰掛けてささやきあっている。こちらの足音が近づくのを気にするのは女子のほう。通り過ぎる直前彼女は、きっ、っとこちらに振り向いた。少し怖れた…

猛打賞の人

清岡卓行が亡くなった。一般紙は「芥川賞作家」「アカシヤの大連」といった見出しで訃報を打っていたが、日刊スポーツを広げたら「猛打賞の名付親」という見出し。戦後すぐ、セリーグの試合の編成委員をやっていたらしい。さすがスポーツ紙。

村上

トリックスターの鏡! と「我輩は主婦である」の竹下景子よろしく手を叩きたくなる存在っぷり、今日きわまれり。って感じですかね。特捜に任意聴取ってのは少しダサい感じだけど。イーホームズの藤田氏みたいに出頭すればまた違うんだがなあ。あまりに面白い…

昼ドラ、クドカン

DVDにとったままで見てねー。ていうか、朝ドラも今週、立て続けに寝てて見てねー。

ダヴィンチ・コード

実は20日に公開された、ほやほやな感じなのでしたが。まあ、聖杯伝説とか。キリスト教原理主義とか。そういうの。ヒロインの人が結構美人なのだが、アメリに出てたというのですがさて。暗号というか、隠喩の冒険というか。最後の最後に出てくる「この映画…

ザ・日曜

昼に起きる。その前に一度、いいとも増刊号を寝ぼけながら見るのだが、そこで博多華丸が児玉清のモノマネをやっているので、笑う。それが二度寝に影響し、夢にアタック25がでてくる。緑が優勢。で、1時半ごろ、目を覚ます。ハッとして、テレビをつける。…

ほしのあきのいんもう

倖田來未が言うのだ。 「法律はエクスタシーを裁けるのか。/息をもつかせぬ展開に、全身が汗ばんだ。/こんな愛を貫き通せたら、女はどんなことがあっても本望だ。」 今朝の新聞には渡辺淳一『愛の流刑地』の広告がバーンと出てる。幻冬舎。 倖田來未がこん…

宝塚戦略

津金澤聰廣『宝塚戦略』(講談社現代新書)を読んでる。結構面白い。小林一三が「上毛新聞」の懸賞小説に当選したとき、同時に田山花袋も当選してるとか、そういう横道も面白いんだが、阪急と阪神の関係も興味深いものがある。阪急は戦前からプロ野球=職業…

オリエンタリズム

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060516-00000020-spn-ent上野樹里とは。自宅に遊びに行くというのはけっこうなことですね。彼、23歳なんだ。慶応の人なんだっけ? フーン

ギンズバーグ

きのう、ワタリウム美術館で「夢の中から見つけた街」という展覧会を見てきた。なんか正直どういうテーマなのかよく分からない感じの展覧会なのだった。でも、その中でフーンと思った「ビートジェネレーション」という言葉とともに紹介されてたギンズバーグ…

シンガポールよいとこ

シンガポールのクランジ競馬場で行われた「シンガポール航空国際C」(国際GⅠ)を北海道営競馬所属のコスモバルクが勝ったわけである。コスモバルクって3歳馬の時は強そうだったのだが、ダービーあたりから、やっぱりボロが出てきたのかなとふと思ってしま…

藤田嗣治展に行ったが

混みすぎ。にわかフジタファンめ、と毒づきたくもなる。「きのこカットのお客様は入場料半額」とかすればいいのに。かなり客にとってはリスキーだけど。乳白色が見ものなんだろうが、まあそれはそうと、我ら(畏友達とツアーを組んで行ったのだ)は着目点を…

よい朝

6時くらいに目がさめた。7時半にテレビ神奈川にチャンネルを合わせて「sakusaku」を見る。なんか木村カエラじゃないのでおどろく。中村優とかいう言葉遣いの悪い女の子が屋根でヴィンセントを相手にしていた。CMでまたくるりまたはアジカンみたいなメガ…